カーテンを開くようなテキストアニメーション

カーテンを開くようなテキストアニメーション

びよんとバーが伸びて、消えていくのに合わせてテキストが現われるアレ。
使う機会がないけれど、どこかで使ってみたいのでテストがてらメモしておきます。

以下サンプル。(’Rerun’でアニメーション再スタート)

See the Pen カーテンanimation by uta (@utamaro) on CodePen.

サンプルのコード説明

HTML

htmlの記述はこれだけ。ポイントはcurtainクラスをつけた要素の中に、テキストが入った要素を入れ子にする点。

<p class="curtain"><span>SAMPLE CODE SAMPLE CODE</span></p> 

CSS

アニメーション部分の動きはcssで制御します。
それぞれの記述説明はコメントアウトに。使用する際に消してください。

.curtain {
  position: relative;
	display:inline-block;
  font-size: 30px;
}
/* span要素 最初は非表示 */
.curtain span {
  transition: all 0s 1s ease;
  opacity: 0;
  padding: 0 0.2em;
}
/* .curtainに.activeがついたらspanを表示(1s後に0sかけて透明度を0→1に) */
.curtain.active span {
  opacity: 1;
  color:#333;
}
/* .curtainに擬似要素(カーテン部分)を追加して、transformで横幅を0にしておく scaleX(0) */
.curtain:after {
  display: inline;
  content: '';
  position: absolute;
  left: 0;
  top: 0;
  width: 100%;
  height: 100%;
  transform: scaleX(0);
  background: #333;
}
/* .curtainに.activeがついたら擬似要素のアニメーションを開始させる */
/* アニメーション名,アニメーション完了までの所要時間,変化の度合い,遅延時間,回数,再生方向,アニメーション前後のスタイル,アニメーションの再生・停止 */
.curtain.active:after {
  animation: curtainEffect 1s ease-in-out 0.5s 1 normal both running;
}
@keyframes curtainEffect {
  0% {
    transform-origin: left center;
    transform: scaleX(0);
  }
  49.999% {
    transform-origin: left center;
    transform: scaleX(1);
  }
  50% {
    transform-origin: right center;
    transform: scaleX(1);
  }
  100% {
    transform-origin: right center;
    transform: scaleX(0);
  }
}
/*
* transform-originで変形における原点を設定(最初は左端・天地中央にセット)
* そのままscaleX(1)で右側いっぱいまで要素を伸ばし、
* 伸ばした状態で原点を右・上下中央にセットし直す。
* 原点が右に変わったことでscaleX(0)に戻る際、右側に消えるように流れる
*/
 

動きとしては、.curtainに疑似要素を追加してそれをカーテン部分とします。
span部分は最初は透明にしておき、カーテンが開ききったタイミングで表示。
カーテンが再度開くのに合わせて、下に表示させておいたspan要素が現われる、という流れです。

javascript

.curtain要素に.activeをつけることで、アニメーション開始の合図とします。
全てのhtmlが読み込まれたタイミングで実行させます。

<script>
window.onload = function() {
  var curtainElements = document.getElementsByClassName('curtain');
  [].forEach.call(curtainElements, function(elem) {
      elem.classList.add('active');
  })
};
</script> 

htmlに直接記述する用に<script>タグをつけています。</body>直前あたりに記述してください。